COP16が開幕へ=「ポスト京都」合意は難航必至

地球温暖化対策の新たな国際協定(ポスト京都議定書)について話し合う国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)が29日(日本時間30日)、メキシコのカンクンで開幕する。2012年で期限が切れる京都議定書に代わるポスト京都で合意できるかが焦点だが、協議は難航必至の見通しだ。このため条約事務局と議長国のメキシコ政府は、まず途上国の温暖化対策支援など個別政策での合意を目指す。日程は12月10日まで。